シエラの桜庭

創作小説を書いたり、日々思うことを書き綴ったり。

2015-01-01から1年間の記事一覧

お知らせ。

のべらっくす第11回の感想、ありがとうございました。 個別には言及しませんが、ひとつひとつありがたく読ませて頂きました。 ですが、のべらっくすさんへの参加は今回でひとまず休止します。 理由は、多忙と体調不良のため、です。 体調不良と言っても、…

【短編創作小説】夏祭りでりんご飴を買うときのあれこれ。 ―のべらっくす第11回―

第10回の感想、ありがとうございました。 前回はあとがきを書き過ぎましたね。 本来、私は自分の作品についていろいろ語りたい性質なのですが、今まではあとがきをつけていませんでした。 ちょっとでも書き始めると語り過ぎますね。 でも、今回もあとがき…

響 小説家になる方法を読みました

たぶんこのはてなブログのどこかで見たと思うんですが、どなたのブログだったかすっかり忘れてしまいました。 Amazon.co.jp: 響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス): 柳本 光晴: 本www.amazon.co.jp Amazon.co.jp: 響~小説家になる方法~ 2 (ビッグコ…

【オリジナル短編小説作品】はつ雪

吐く息を、視認することができるようになった。 白い靄のように、目の前に広がる。 こんな季節はただでさえ人恋しくなるものだ。 身体の奥まで冷えるような寒さは、この地方独特のものだろう。 肌を切り刻むような低温に身が震える。 僕は吐息で指先を温めた…

【短編創作小説】りんご飴と仲間を探す旅のこと。 ―のべらっくす第10回―

先月末は忙しかったため、初参加から欠かさず参加してきたのべらっくすさんの企画をお休みしようと思っていたのですが……。 どうやら私と同じように参加できなかった方が多かったようで、締め切りがのびたということを知り、日曜日を執筆に費やして急いで書き…

【オリジナル短編小説作品】 雨と思い出

何年か前、本格的に小説を書き始めた頃の作品を引っ張り出してきました。 「雨」というテーマでふとそんな作品も書いたなあと思い出して。 当時もらった感想をもとに、少しだけ加筆しています。

【短編創作小説】なんとかの嫁入り ―のべらっくす第9回―

感想の続きもまだ書けてないのに月末が来てしまいましたね……。テーマ「雨」ということで、いろいろ考えたのですが、6月なので「結婚」と結び付けてみました。安直な発想ですが、書くのにはちょっと苦労しました。感想など頂ければ嬉しいなー。 では、続きか…

ふぅ……。

このブログの使い方をまだよくわかっていませんが、さきほど知ったばかりの機能を使ってみて便利だと思いました。 そして、早速、以前の記事もそれで修正しました。 夜更かししすぎですね、私。 早く寝なきゃと思うのですが、PCをいじってるときってほんと、…

【感想】「緑」―のべらっくす第8回―

真夜中にこんばんは。 今回のテーマが難しかったのか、5月30日までの作品が思った以上に少ないのでひとつひとつ感想を書いてみてました。前回は作品がいっぱいで全部は読み切れなかったので……。ですが、5月31日の更新で作品一気に増えた。。。うう、ご…

【短編創作小説】わかばに関する初めての恋について ―のべらっくす第8回―

第7回の「未来」をテーマにした作品に、たくさんの方が感想をくださって嬉しかったです。ありがとうございました。 私の方からはいくつかの作品にしか感想を送ってませんね。すみません。 感想って苦手なんですよね……。 「面白かった」以上の言葉がなかなか…

【オリジナル短編小説作品】 change

二人は向き合っていた。そして、目の前にあるものが信じられないでいた。 「ちょっと……冗談じゃないんですけど。あたし、今日大事な日なんですけど!」 スーツ姿の若い男がそう口にした。 「それはこっちのセリフ。俺だって、今日は大事な日なんだ!」 高校…

私は余裕がないので。

のべらっくすの参加作品をいくつか読んでみたんですが、 私には全部の作品に感想を書けるような余裕はないので、 読んで感想が書けそうなのだけコメントにお邪魔してきました。 初心者枠で、なんておっしゃってる方も文章上手いですね。 私は無謀にも初心者…

【短編創作小説】message ―のべらっくす第7回―

第7回にして初めて参加します。 未だにこのはてなブログの使い方がよくわかっていないのですが、そんな状態なのに参加します。 短編と言いつつ、投稿規定の5000字ギリギリくらいなので、ちょっと長めです。Wordで書いたら4ページくらいになりました。 書い…

【オリジナル短編小説作品】星域「春の嵐」にて。

「春の嵐」。 Wー08星系のこの忌々しいデブリ帯に、そんな情緒豊かなネーミングをした科学者は、既にこの世にいない。 私たちは故郷のラピニュス星を離れ、祖先の故郷である、銀河系の地球という星に向かっている途中だ。その長い長い旅路で、私と共に宇…